お知らせ メディア 伝承・遺構 想い・写真等 2022/12/31 | 0 Comment

あの年の年賀状にもうさぎの絵を描きました。
2011年はうさぎ年でした。年が明けて2023年も、うさぎ年です。

干支が一回りした2022年。

たくさんの思いが集まり、それが次々につながり、
立場や世代を超えた動きとなっています。  ※2022年の主な記事をこちらにまとめました。

2月に若者を中心としたTeam大川~未来を拓くネットワークが立ち上がり、
その後様々な活動を展開しています。

3月、大川小に84本の竹あかりが灯されました

5月、大川伝承の会の展示コーナー震災遺構ガイドのページができました。

8月、劣化が心配されていた壁画の保護作業。

12月には卒業生製作の大川を舞台にした二本の映画が地元で上映
また、石巻市長も現地を訪れ、よりよい保存と伝承を約束してくださいました。

今年のこうした動きは、急に始まったのではなく、
11年の間に蒔かれた種が育って芽を出し、根を張り始めているのだと思います。
強い陽差しも雨風も受け続けながら。

全国からメッセージが届いています。

竹あかりは23年以降も灯し続けるために、実行委員会が一般社団法人となりました
2月から竹あかり作りのワークショップを始めます。昨年以上に多くの方に参加していただけるよう、準備を進めています。

また、試写会で大きな話題となったドキュメンタリー映画「生きる」の上映も予定されています。 HPはこちら

11年かけて芽生えたばかり、まだ根付いているわけではありません。

震災遺構として整備されて1年半、訪れる人はだいぶ増えましたが、
ガイドを聞かないと分からないという声がたくさん寄せられます。
案内板や展示室の内容はもっと更新していかなければなりません。
芽生え始めたものを未来へと育てていくのはこれからです。

2022年、ご支援、ご協力ありがとうございました。

《お知らせ》
◆大川伝承の会 第42回定期ガイドは2023年1月22日日10:00~です。
◆竹あかり作りワークショップは2月5日から3月5日まで、毎週日曜日に行います。