お知らせ メディア 伝承・遺構 2024/03/07 | 0 Comment
時は正確に刻まれて、3月がやってきました。
問うべきこと、目指すべきこと。それぞれの立場、目線で立ち止まって考える、そんな3月にしたいものです。

発生年月日を覚える必要はあるのでしょうか?

82%以上の子が、生まれる前の日付を覚えていることはすごくないでしょうか?
記事をよく読むと、誤答のうち「2011年3月」「2011年」「3月11日」と書いたものが多く、
年・月・日すべて知らなかったのは全体で4.7%だという。
震災が起きた時期を95%以上の6年生が認識しているということです。

3月に調査すればさらに数字は上がるでしょう。

「震災を伝える、学ぶ」と「震災で伝える、学ぶ」がごっちゃになっています。

大切なのは、特に後者について。教材化できているか。すなわち、未来につながるきっかけにできているかどうか。
真剣に考え、実践している学校・先生はたくさんいて、ジワジワと確実に浸透しています。
ただし、それはまだ個人であったり、学校独自の取組みであることが多いのが現状です。
それをスタンダードにしていけるかどうか。
「過去」は戻らないけれど「未来への意味づけ」はできます。しなければなりません。
「つらい、悲しい、怖い」のその先に未来の輝きみたいなものがきっとあります。
「教材化」できないうちは、やはり、取り上げにくかったり、後回しになったりしてまうでしょう。
それにしても、メディアの役割は本当に大きいと思います。