検証委員会等 2014/01/17 | 0 Comment

子どもが山へ逃げたがっていて,先生にも進言していたことは,多くの証言や報道などでも明らかになっています。

市教委も23年6月の説明で「『ここって海沿いなの』という女子,『山さ逃げよう』という男子がいた」と説明しています。市教委が行った5月の聞き取り調査で証言したと話している児童が複数います。ところが,24年3月には「そのような事実はおさえていない」と説明を変えました。24年7月の説明会でその矛盾を指摘すると説明できませんでした。その後、避難を進言した児童はいたとしましたが、現在(26年1月)も聞き取り調査での児童の証言は認められていません。

市教委の聞き取り報告書には記載されていないし,調査メモは廃棄,平成24年8月には「記憶は変わるもの」と子どもの証言を否定しているのです。(子どもの証言は記憶が変わってしまうような時期のものではない)

平成23年度6月4日の説明会で「山さ逃げよう,という男の子がいた」と言った根拠について,「『ここって海沿いなの』という女の子」と書くと,次は「『山さ逃げよう』という男の子」と書きたくなるものだとマスコミに説明したり,「山に逃げようという子どもがいるいないは大して重要なことではない」と話す指導主事の先生が,残念ながらいます。しかし,子ども達自身に危機感があったことを示す大切な証言です。子ども達は危機を察し,逃げたかったのです。

平成23年6月4日 遺族への説明会での説明 5月に行った子どもの聞き取りをもとにまとめたとのこと(これは読み原稿で、配布されていない。その後作成された報告書からは削除されている)
yamasingenn

参考資料:山に逃げようと訴えた児童について