お知らせ メディア 想い・写真等 訴訟など 2015/05/03 | 0 Comment

福知山線事故から10年となる4月25日、大阪を会場に、

福知山線事故(2005年)、日航機事故(1985)、
大邱地下鉄事件(2003)、セウォル号事故(2014)

の犠牲者を追悼する「日韓事故遺族追悼の夕べ」という集会が開かれ、
大川小事故遺族も参加しました。
神戸新聞より

セウォル号事故遺族の方からの希望を受けて、
関係者の方がつないでくださったのです。
日航機、大邱、福知山の遺族の方々ともお話ができました。
The Huffington Post より

集会後、交流会があり、翌日はセウォル号事故遺族の皆さんと情報交換会もありました。

当初は、国も状況も違う中で、話し合いをどう進めればいいのか心配でしたが、
それは必要ありませんでした。

突然いなくなってしまった大切な家族、
救えたであろう命、
事実に向き合おうとしない構図、
進まない検証、
周囲からのまなざし、中傷、
支援してくださる方々、
そして、繰り返される悲劇…、

「行ってきます」と出て行ったまま
言えなかった、聞けなかった、たくさんの「ただいま」があります。
我が子を失う悲しみに国境はありません。

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大阪に発つ朝、夢を見ました。
大きな乗り物の中に大勢の人と一緒にいる夢です。

知っている顔もいましたが、
見たことのない人がほとんどでした。

交換会に参加して
あ、一緒に乗っていたのはこの方々だと分かりました。
乗り込んだ時間、場所は違っても
同じ目的地に向かう乗り物に乗っているんだと。

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あの日から4年以上が過ぎました。
未だに「遺族」と呼ばれる度に、何とも言えない感覚があります。
周囲の方にも気を遣わせてしまっていることでしょう。

でも、私はやっぱり「遺族」という立場を受けとめます。
あの命に向き合いたいです。

今日も世界中が、元気な「ただいま」であふれますように。

東北放送テレビニュースより
チューリップ
大阪から帰った翌日、
校舎の脇の土嚢に咲いたチューリップを見つけました