お知らせ 検証委員会等 2014/01/18 | 0 Comment

 明日、1月19日は第9回検証委員会が行われます。
 ほとんど議論らしい議論がなされていない、核心部分の言及がない等の指摘を受けたこともあり、前々回から遺族との意見交換が取り入れられ、前回(12月22日)は、ようやく検証の入り口に立ったという感じがします。

 年末の12月29日には、遺族に対する報告会があり、これまでの調査や考察について、疑問点や課題を出し合いました。支援者が作ってくださったCGを使って、避難経路の確認も行いました。土地勘のない人には分かりやすかったと思います。
 ただ、報告会には、検証委員も調査委員は姿を見せず、事務局である社会安全研究所の首藤所長だけの出席で、せっかく議論した内容が、検証に反映されるのかどうか心配です。
 これまで、首藤所長に何度も強く訴えていたことが,室崎委員長はじめ委員の皆さんに伝えられていなかったことが多くありました。「しっかりお伝えします」という言葉通りお願いしたいと思います。
 設置要項には,検証,調査を行うのは委員,調査委員であると明記してありますが,事務局が独自に聞き取り調査をしたり,報告書の骨子をまとめたりしています。実質は事務局が大きく関与していて,委員はそれを確認する形になっていたようです。報告会等でも,委員に代わって事務局が回答することが多く,指摘を受けてからは,委員にメモを回すことが目立ちます。
 前回の検証委員会でも、検証委員は他の仕事をせず、検証に専念すべきだったという委員長の発言がありました。その通りです。片手間でやっていただいては困ります。

 明日は、どのような展開になるのでしょうか。
 富山大学の林先生がこのような記事を書いています。