子ども達が,犠牲になった友達のために一生懸命話してくれた重要証言が何点か消されています。

 市教委は23年6月の説明で「『ここって海沿いなの』という女子,『山さ逃げよう』という男子がいた」と説明していますが,24年3月には「そのような事実はおさえていない」と説明を変えました。聞き取り報告書には記載されていないし,調査メモは廃棄,平成24年8月26日には「記憶は変わるもの」と子どもの証言を否定しました(子どもの証言は記憶が変わってしまうような時期のものではない)。(※下の表参照)

 平成23年度6月4日の説明会で「山さ逃げよう,という男の子がいた」と言った根拠について,「『ここって海沿いなの』という女の子」と書くと,次は「『山さ逃げよう』という男の子」と書きたくなるものだとマスコミに説明したり,「山に逃げようという子どもがいるいないは大して重要なことではない」と話す指導主事の先生が,残念ながらいます。しかし,子ども達自身に危機感があったことを示す大切な証言です。子ども達は危機を察し,逃げたかったのです。

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