お知らせ 2017/05/14 | 0 Comment

震災遺構整備方針に関する説明会が開かれました。
2017年5月13日、会場は河北総合センタービックバンの文化交流ホール。

市長の挨拶の後、10分ほどの整備方針の説明があり、あとは質問、意見はありませんか?という内容で1時間ほどで終了しました。
検討委員会でこれまで議論を重ねてきた経緯も説明があると、一般の方々に対してより説得力のあるものになったでしょう。
資料はA3のプリント一枚。
説明会

当日の河北新報の記事の方が具体的に示されていましたので参照ください。2017年5月13日河北新報
遺構は平成31年までに整備するとのことです。
整備されるまでの伝承活動や、駐車場脇に設けるという管理棟について(管理棟の広さ、管理人の役割)などについて質問が出ましたが、具体的な方向性はまだ決まっていないとのこと。今後意見を聞きながら進めていくと言うにとどまりました。

校舎内部の公開については、まず、建築基準法、消防法への対応を検討する必要があるという説明。そういうことはとっくにやれることだったのではないでしょうか。内部の公開については、だいぶ前から検討すべきとの声があったわけですから。
大川小校舎には、毎日多くの方々が訪れています。これほど内外から人が来る場所を誰も管理していない状態は、できるだけ早く改善すべきです。

体育館裏の椎茸栽培をしていた山のことなど、あの日の校庭での様子を伝えることについては、ふれられなかったので質問が出ましたが、今のところは一切考えていないということでした。
学校で多くの児童・教師が犠牲になったことはこの場所の大きな特徴です。どのような形で、どのような言葉で伝えていくのかは、伝承を考える上で外せません。私たちも議論を深めていきたいと思います。

「芝生広場に」という方針が示された校庭については、震災前の敷地が分かるようにすることが確認されました。現在、慰霊碑のところにある校門は震災前の場所に戻します。ここがどんな場所であったか分かるようにという提案が参加者からいくつか出されました。

石巻市は、今年の4月に復興政策部震災伝承推進室を開設しました。
震災から6年が過ぎたこの4月です。「今後検討します」という答えが多くなるのもある意味当然です。4月にできた伝承推進室の、担当になったばかりの人が答弁するのは無理があります。

参加者は30名ほどでした。説明会の開催を知らない人も多く、PR不足を指摘する意見もありました。参加対象を大川地区の住民と限定しなくてもよかったのではという声も多く聞かれました。私もそう思います。
今後、整備計画の経緯については、しっかり周知を図りながら進めていくということを確認しました。

伝承室をはじめ、各方面のご尽力により、なんとか説明会を開くまでこぎつけた感じですが、まだまだ具体的なイメージは描かれているとは言えません。
慌てる必要はありませんが、後回しにせず、少しずつでも着実に対話を重ねていく必要を感じました。

防災教育の推進についても市長の言葉がありましたが、教育委員会としての考えは何も示されませんでした(出席はゼロ?)。
一緒に取り組んでいくべきだと思います。2017年5月14日河北新報
20170513sityo