お知らせ メディア 想い・写真等 2016/09/02 | 0 Comment

9月1日は防災の日です。

東日本大震災から2000日という8月30日、東北、北海道を台風が襲いました。
「統計史上初…」「最大級の…」と形容された台風10号。
テレビやラジオでは数日前から警戒を呼びかけていました。

9人死亡の施設「避難準備情報の意味知らず」 _ NHKニュース

高齢者グループホームで入所者が犠牲になるという痛ましいニュース。
隣接している3階の施設になぜ避難させなかったのか?
危ないときに移動しようとしていたが、急に水位が上がり、対応できなかったとのこと。
避難準備情報もどのような意味なのかは分からなかったとのこと。

救えたはずの命、救うべき命、救ってほしかった命。
悲しみ、無念さは、いかばかりでしょう。
仕組みもあった、手段もあったのに。

水が襲ってきてからでは遅いのです。

私たちは、何度悲しい思いをすれば気づくのでしょう。
失ってから気づくしかないのでしょうか。

「これを教訓に」という言葉がとても軽々しく聞こえます。
9月1日が防災の日に制定された理由を、忘れてはいけない。

只野哲也君の誕生日は9月1日です。
彼の中学時代(2013年)の作文をお読みください。
人々の記憶に遺す方法