お知らせ メディア 訴訟など 2022/04/08 | 0 Comment

3月13日、BS朝日「日曜スクープ」で大川小津波事故訴訟についての特集がありました。
吉岡・齋藤両弁護士と大川小 ドキュメンタリー映画「生きる~大川小学校 津波裁判を闘った人たち」の寺田監督も出演し、事故の経緯と判決内容を詳しく解説しました。

動画、テキストが公開されています。 こちらです。

放送後、私たちのもとにも多くの方々から「よく分かった」「そういうことだったんですね」といった声が寄せられています。

大川小学校については、多くの報道や文献がありますが、
一口に「教訓」「画期的な判決」と言っても、その経緯や内容を詳しく伝えようとすると、何百頁にもなります。
さらに11年間でいろんな変化や積み重ねが加わっています。目に映る景色も変わりました。

今回の番組は、それらが「高裁判決」を柱に明確に構成されています。
フリップも分かりやすく作ってあります(さすがプロ)。どのフレーズも本質的で響きます。

「こぶしを罰するのではなく、頭脳を罰せよ」(吉岡弁護士)
「能力高い人がいたから助かった、ではいけない」(齋藤弁護士)
「学校が子どもの命の最後の場所であってはならない」(裁判官)


判決はゴールではなく、始まりです。11年かけてたどり着いたのはスタートラインなのです。

※この度、映画が完成し、試写会が行われます。(4月15日東京、5月3日石巻