昨日、こちらに神戸新聞の記事について書いたところ、
検証委員会の室崎委員長からすぐに丁寧なメールがきました。
HPの効果でしょうか。なんとか伝わったようでありがたかったです。
「急斜面だった」は不正確な記事ということは認めていただきましたが、
記事は訂正できないとのことです。
あの山を「急斜面」とすることの重大さを考えてほしいと思います。
検証委員会は最大斜度、平均斜度を報告書に記載していますが、
避難を考えた場合、この数値は必要ないですよね。
逃げるとすれば、誰でも最も緩やかな部分を目指すに決まっています。
「体育館裏の山は9°」とだけ書けばいいのです。
「山への避難」とは「体育館裏の山への避難」なのですから。
(ただし、小学生を含め、助かった人は最大斜度の部分を登っている。
「それでも登れる」という意味では記載は必要)
今後、何かの原稿を執筆する際にきちんと書くとのことですが、
室崎先生をはじめ検証委員はもちろん、事務局、文科省、市教委は、
声を大にして「あの山が急斜面だなんてとんでもない!」と言うべきなのです。
簡単に登れる山があったのに、登らなかったのは事実で、
そこから先の議論をすべきなのです。
そう言い続けて3年経ちました。
傾斜は9度です。
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