お知らせ 検証委員会など 2014/02/24 | 0 Comment

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ソチ五輪と同じ日に、検証委員会は閉会するようです。

今回の説明会でも「限界」「不十分」という言葉が繰り返されました。
不十分な検証結果であったことを、検証委員自らが認めています。

「最終」だというのに、矛盾点や疑問が続出。
委員長は印刷作業が始まっているというのに、修正を加えることを約束しました。
(もう印刷を始めているというのも変ですが)

委員の先生方は口々に閉会の挨拶
「これを一つの区切りとして・・・」
「これからも別の形で」
「今回の提言を今後の防災に役立てて」
そう言うのは簡単ですよね。
中には「不十分で申し訳ありませんが、大変勉強になりました。」と言う言葉があり、
耳を疑いました。

多くの委員が欠席しましたが、「体調不良」だそうです。

不十分とされた一例をあげます。
石巻市教委は、23年6月4日に「(川からと、海から来た波がぶつかり)校庭で渦を巻いていた」という説明をしています。最後の場面を高いところから見ていた人がいるという重要な部分です。

市教委はこの部分の根拠を説明できていません。だから報告書には記載がありません。では「渦を巻いていた」という説明はいったい?

肝心なところなのに、深く踏み込んでいません。市教委が「覚えていない」と言えば「証言が得られない」となります。同様にして、いつのまにか消えている事実や証言が多くあります。

どうして詳しく調べないのですかと聞くと、「遺族と検証委員会の認識の違い」で片付けます。あるいは「そういう事実は明らかにならなくても提言はできる」と開き直ります。「可能な限り事実を明らかにする」と言っていたはずなのに、すり替えられた感じがします。
だとすれば、今回出された提言は事実に基づかない提言です。

「引き渡し中に津波」という報告書の根拠、ファックスを公開しなかった理由、山への避難を訴えた子どもについて説明が二転三転したことも、調査メモ廃棄についても、私たちが疑問に思っていたことについては、新しく分かった事実は何もありません。

「私たちなりに懸命に事実を集めました」と言うものの、新たな事実は集められなかったとも認めました。

メダルゼロ、名場面ゼロ、誰も思い出さない1年間のパフォーマンスが終わり、
ほとんど頁をめくられることのない分厚い報告書がまもなく印刷完了です。