お知らせ メディア 2018/03/02 | 0 Comment

河北新報で「止まった刻」の連載が続いています。

7年も経つ中、このような長期連載。河北新報としてこの事故を重要視し、力を入れていることは伝わってきます。
ただし、情報の「たしからしさ」について、誤解のないように読み解いていく必要があります。
「たしからしさ」の異なる情報、証言を並列にしてしまうと、検証委員会と同じ失敗を繰り返します。
読む方も気を付けなければなりません。

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2018年3月2日の記事です。「三角地帯行き」

「少なくとも2度…避難を提案したとされる」「明確な返事はなかったという」といった断定していない部分がありますが、ここを詳しく書いてほしい。
これは限りなく信ぴょう性の薄い、FAXに書いてあった内容です。その裏付けはできたのでしょうか。
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「2003年の崖崩れ」とありますが、どの程度のものか把握しているあのときの教職員はいません。
崩れないように工事が施されていて、むしろ「他の斜面より崩れない」場所です。

「危ないから」というのは「崩れるから」ではありません。
低学年の授業で登っているし、校長先生は写真撮影のため大きなカメラを持って何度も登っています。
三角地帯に向かおうと通った道の脇の崖の方が、よほど崩れる危険性があります。
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シイタケ栽培の山が登りやすい状態だったという認識は、あの場所を見たことのあるすべての人のものです。
「所有者の関係者」だけが証言していることではありません。
シイタケ栽培は毎年3月。あの日と同じ時期の行事でした。
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※謎のファックス(このFAXについては、連載の中でまだ詳しくふれていません。後日分析記事が出ると思いますが)

市教委は平成23年6月以降、もうやらないこととしていた説明会を再調査の上、行うことを表明しました。第3回目の説明会は24年1月22日、初めて報道も入りました。
このとき、平成23年6月3日(2回目の説明会前日)に届いたというA先生からのファックスが公開されました。ところが、誰が受け取ったのか、どうやって市教委に伝えたのか、説明が二転三転しています。しかも、遺族にはおろか、市教委内でもごく一部にしか知らせず、ファイルに綴じ、綴じた本人がその存在を忘れていたと言います。市教委の言うように「A先生が力を振り絞って書いた手紙」だとすれば、あまりに杜撰な扱いです。教育長にもずっと知らせなかったと言っています。
「保護者の皆様へ」と書かれたこの手紙(FAX)が6月3日に届いたにもかかわらず、市教委は、翌日の説明会で公開しませんでした。その上、もう説明会はしないと発表しました。つまり、あのFAXの存在は永遠に隠すつもりだったのです。
それ以前に、FAX自体ほんとうにあったのかどうかも疑問です。
こちらをお読みください。

※山について