お知らせ 伝承・遺構 2017/07/19 | 0 Comment

暑さの中にも、時折心地よい風の吹く7月16日、
大川伝承の会による第7回語り部ガイドを行いました。

午後から小さな命の意味を考える会の勉強会だったので、
午前だけのガイドでしたが、
三連休の中日ということもあり、県内外から約150名の皆様が参加。

小学生もたくさん来てくれました。

先日
「ずいぶんさみしいところに学校があったんですね」と言われ、
はっとしました。
たしかに、現在の姿を見れば、そう感じても不思議ではありません。
壊れた校舎がぽつんとあるだけでは
校庭がどこかも分かりません。

ここは、子どもたちが走り回っていた校庭で
ここは教室。広々と扇型で
ここは、学芸会やミニバスケをやっていた体育館、
相撲場もあったし、野外ステージもあったんですよ。
中庭ではお花見しながら給食を食べて、一輪車で遊んで…。
「未来をひらく」は校歌のタイトル。
学校の周りは家が立ち並んでいました。

津波はあの高さまで来ました。
子どもたちが逃げたがっていた山はこちらです。

話を聞いて思い浮かべてください。そして、一緒に考えましょう。

あの日までのこと
あの日のこと
あの日からのこと
そして、これからのこと。

蝉の声が聞こえます。
もうすぐ夏休みです。

次回は9月10日の予定です。
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やはり案内板が必要ですね。
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