12月13日に、校舎保存についての意見交換会が行われました。
校舎を保存するかどうかは、校舎が未来にとってどういう価値があるのかの議論が不可欠です。
「残したい」「解体したい」どちらも正しいのだから、まずは話し合いながら方向性を探るべきでしょう。
しかし、私たち大人は「いろんな事情があり難しい」と対話を避けてきました。
前例のない事態に対して、型どおりの答弁ばかり繰り返してきました。
難しいからやらないのではなく、大切なことは難しくてもやらなくてはならないのです。
難しいからこそやるべきです。
ところが、その部分をすっぽり抜いてアンケートだけが行われました。
後回し、他人任せにしているうちに、やがて取り返しがつかなくなってしまう。
あの日の校庭から学ばなければいけないことです。
後悔したくないと彼らは言います。
彼らの言葉、まなざしから、目を背けてはいけないと思います。
今回の話し合いで、溝だ、壁だと思っているものは、
実は溝でも壁でもないことが分かります。
これから様々なところでこうした対話が続くよう期待します。
大川小の校歌は「未来をひらく」というタイトルです。
卒業生が対話によって未来を拓き始めました。
Share
tweet
過去の記事
- 2024年6月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (1)
- 2023年4月 (1)
- 2023年3月 (1)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (4)
- 2022年10月 (2)
- 2022年8月 (1)
- 2022年6月 (1)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (1)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (2)
- 2021年12月 (1)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (3)
- 2021年5月 (1)
- 2021年3月 (1)
- 2021年2月 (1)
- 2020年12月 (1)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (4)
- 2020年7月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2020年1月 (1)
- 2019年12月 (2)
- 2019年11月 (1)
- 2019年10月 (1)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (2)
- 2019年5月 (2)
- 2019年4月 (1)
- 2019年3月 (1)
- 2018年12月 (2)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (1)
- 2018年9月 (1)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (2)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (13)
- 2018年3月 (2)
- 2018年2月 (1)
- 2018年1月 (1)
- 2017年11月 (1)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (1)
- 2017年7月 (3)
- 2017年6月 (3)
- 2017年5月 (3)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (2)
- 2017年1月 (1)
- 2016年12月 (3)
- 2016年11月 (2)
- 2016年9月 (2)
- 2016年7月 (3)
- 2016年5月 (1)
- 2016年3月 (1)
- 2016年2月 (1)
- 2015年12月 (4)
- 2015年10月 (2)
- 2015年9月 (2)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (1)
- 2015年5月 (1)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (1)
- 2015年1月 (2)
- 2014年12月 (3)
- 2014年11月 (2)
- 2014年10月 (2)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (2)
- 2014年6月 (4)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (10)
- 2014年2月 (9)
- 2014年1月 (16)
- 2013年12月 (4)